畑も身体も同じなんじゃないか?

我が家の畑の作物もゆっくりとマイペースに育っています。
周りの畑を見ると、もっと元気に育っている作物もたくさんありますが、それぞれにペースがあるのでしょう。

ジャガイモが花を咲かせ始めました
白ネギもゆっくりと育っています
ミニトマトも実をつけ始めました

そんな畑に立っていると、人の身体と畑はどこか似ているなと感じます。

僕は自然農法に興味があり、できるだけ化学的なものを畑に入れたくないと思っています。
もちろん、それが正解だと言いたいわけではありません。

ただ、自分で確かめてみたいのです。
周りの畑を見ると、肥料も入れられ、雑草もほとんどなく、作物が元気に育っています。

とてもきれいに管理された畑です。

一方、僕の畑は作物の育ちもまだ弱く、意外なことに雑草もあまり勢いよく生えてきません。
雑草が少なくて助かるという考えもできると思いますが、それも土からのサインなのだろうなと感じています。
雑草でさえ元気に育ちにくいほど、土の力が弱っているのではないかと思うのです。

これまで深く耕されたり、化学肥料や農薬が使われたりしてきたのかもしれません。
本当のところはわかりません。
でも僕には、今の畑は本来の力を十分に発揮できず、どこかバランスを崩しているように見えるのです。

病気や畑の問題に対するアプローチには、いくつかの段階があるように感じています。

まずは、問題を抑えたり改善したりするための即効性のある方法です。
医療でいえば手術や薬。
農業でいえば化学肥料や農薬です。
緊急時にはとても大切な方法です。

実際に僕も白血病の治療では、抗がん剤や骨髄移植を受けました。
それらがなければ、今ここにいなかっただろうと思っています。

次にあるのが、土台を整えるという考え方です。
医療でいえば漢方や食養生、代替療法など。
農業でいえば有機肥料や堆肥などです。

身体や土壌の状態を整え、本来の働きをサポートするアプローチです。

そして、そのさらに奥にあるのが、生命そのものが持っている力を信頼するという視点です。
医療でいえば、心や身体の調和、そして自分自身の内面に目を向けること。
農業でいえば、土の中の目に見えない世界の調和を大切にする自然栽培です。
何かを加えて改善しようとするのではなく、本来の力が発揮される環境を整える。
そんな考え方です。

僕自身、病気を経験する中で、薬やサプリメント、健康食品など、外側から身体に何かを加える方法をたくさん試しました。
もちろん、それらを否定するつもりはありません。
実際に助けられたと思っています。

でも最終的に僕がたどり着いたのは、

「僕の外側には、こたえはなかった」

それらはすべて必要なものでした。
でも、僕が探していたこたえそのものではなかったのです。

身体を治そうとしていたつもりが、本当に向き合う必要があったのは、自分自身の生き方や考え方、そして心の在り方だったのです。
だからといって、薬が不要だとか、現代医療を否定したいわけではありません。

僕が感じているのは、そのどちらが正しいかではありません。
もっと大切なのは、生命そのものが持つ力を発揮するために何が必要なのかということです。

畑も同じなのかもしれません。
肥料を入れれば作物はよく育つかもしれません。
農薬を使えば虫の被害は減るかもしれません。

でも、それだけでは土そのものが元気になったとは言えないのではないか。
見かけ上の良さや効率性だけでは測れない、大切な何かがあるように感じています。

だから僕は今すぐに結果を求めるよりも、土が本来の力を取り戻していく過程を見守ってみたいのです。

雑草や虫も含めて、畑で起きていることには意味があるのかもしれません。

僕は余命2週間と宣告された経験を通して、未知の世界にも興味を持つようになりました。
常識では説明しきれない出来事を自分の身体で体験したことで、生命の可能性や、人間の理解を超えた働きに惹かれるようになったのです。
すでに答えが出ていることよりも、まだよくわかっていないことに惹かれます。
多くの人が当たり前だと思っていることを否定したいわけではありません。
ただ、その先に何があるのかを知りたくなるのです。

畑も同じです。
自然栽培が正しいと証明したいわけではありません。
ただ、肥料や農薬に頼らず、土や植物が本来持っている力を信頼したとき、何が起きるのかを見てみたいのです。
常識や人知を超えた世界がそこにも広がっている気がしています。

僕は以前、骨髄移植によって血液型が変わるという不思議な体験をしました。
そのとき、人間の身体の中で起きていることも、地球の上で起きていることも、本質的には同じなのではないかと感じました。
大地に水が巡り、植物が育ち、生きものたちが支え合っているように、僕たちの身体の中でも無数の細胞や微生物たちが調和をもって働いています。
大きさは違っても、その構造や働きにはどこか共通点があります。

最近は、地球も人間も、そして自然界のあらゆるものがフラクタルのような関係でつながっているのではないかと思うことがあります。
だからこそ、畑を見ていると身体のことを思い出し、身体を見つめていると自然のことを考えるのかもしれません。

病気も畑も、無理にコントロールしようとするより、生命が本来持っている力を信頼すること。

人も、土も、地球も、元をたどれば同じ自然の一部です。
もしすべてがフラクタルのようにつながっているのだとしたら、僕たちに必要なのは、何かを付け加えることよりも、本来の働きを邪魔しているものを手放していくことなのかもしれません。

実際、人間の世界でも、何かを補うことで健康を目指す考え方がある一方で、小食や断食を取り入れながら元気に暮らしている人たちもいます。
足りないものを補うという発想だけでなく、本来備わっている力を引き出すという発想もあるのだと思います。

そんなことを考えながら、日々畑に立っています。
まだまだ家庭菜園レベルの初心者ですが、土と向き合いながら学ぶ毎日です。

いつもありがとうございます^^

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