サナギを脱いだチョウ

こんにちは
今日の沖縄は午前中はとてもいい天気でしたが、
今はまた雨が降っていて、木々が潤っています。
最近、子供たちが庭でサナギを見つけて毎日、いつチョウになるか
観察していました。
そして今日の午前中の晴れ間に
「チョウになってるよー」
と言う声を聞いて見てみると
サナギを脱いで、時々、羽を開いたり閉じたりしながら
じっと飛び立つ準備をしていました。
「すごいねー。がんばってるねー」
という話をしながらこのサナギを脱いだチョウ（蛾かも？）を見て感じることがありました。
 
人は生まれてから大人へと育っていくうちに色々な不安や恐れを自分の両親や
周りの人たちに教わって１枚１枚その不安や恐れを身にまとっていくと言われています。
もちろん、それは愛されているからこそ教えてくれたものだと思います。
そして大人になっていくうちに、何かをするときにはその不安や恐れが先に出てくる
ように思います。
自分もそうですが、何か新しいことを始めようとしたときに、
「どうしたら失敗しないか」
という不安や恐れの思いからスタートしてしまいがちですが、そうすると必ずその思いが
実現してしまうものだと思います。
不安や恐れで結局、何もできないままということも多々あるのかなと思います。
僕も病気になって、死を直前にしてはじめて、今まで知らず知らずに身にまとっていた、
たくさんの不安や恐れを脱いでいくということ、それらを脱いでもいいんだということを
教えてもらい、それを素直に受け入れることが出来、今それを実践しているところです
（まだまだたくさん着けていると思いますが・・・・）。
この「脱ぐ」ということをサナギを脱いだチョウをみてなぜか思いました。
とにかく
「ああすればよかった」
「こうすればよかった」
などと思うような後悔をすることのないよう
「楽しんで生きましょうね～」
という感じで
生きて行きますね～。
ありがとうございます