これって余命宣告?
いつもありがとう◎成人T細胞白血病体験記, 再発~再々発(骨転移)~余命宣告, 余命宣告以降, 健康のこと
こんにちは。
今日は曇り空ですが、久しぶりに車とスクーターを洗車しました。
前回の記事
の続きです。
PET-CTの検査結果をきいてから、すぐにまた休職することに決めました。
心のどこかでは、「再々発だし、骨に腫瘍ができてるし、もう戻ることはないだろう」と思っていました。
移植後は、放射線治療など通院での治療をすることはありましたが、入院することはなかったので、また入院するということ自体がショックでした。
それほど状態が悪くなったんだと自覚しました。
治療のための入院ではなく、ただ検査をするための4日間の入院だったので、前に進んでいるという感じがしませんでした。
そして
2009.7月上旬半身麻酔で結構大掛かりな、生検のための手術(右足ひ骨の一部切除)を受けました。
これが、思ってた以上にきつかったです。
術後の写真です↓
そして生検結果から、成人T細胞白血病の再々発が確定されました。
それからまた約3週間後、今度は治療のために入院することになりました。
治療を開始するといっても、再移植や抗がん剤の点滴などの強い治療ができる状態でもなく、現状維持できれば、延命できれば十分という程度の治療しか出来ませんでした。
そして、飲み薬の抗がん剤(ラステット)や骨転移したがん患者に投与する、ゾメタという月1回の点滴を開始し延命治療生活がスタートしました。
主治医からは次に治療する、というレベルの抗がん剤を投与するときには、「もう家に帰ることは出来ないと考えて下さい」と最初に言われました。
主治医は急速に悪化すると考えていていたようですが、予想外にある程度状態が安定したので、約2週間で退院することになりました。
僕はまた退院できるということで喜んでいましたが、この退院も良くなったからというわけではありませんでした。
そして2009年8月10日、退院説明のため家族も呼ばれ、今後について主治医から説明がありました。
その説明内容は
「一時的に安定しているが、どれくらいもつか分かりません。」
「1週間、1ヶ月、3ヶ月かもしれません。」
「今のうちに会いたい人に会ってきてください。」
「次に病院に戻ってくるときは、退院はないと思ってください。」
と言われました。
「ん?これって余命宣告?」
「えっ!そんなに短いの」
「いよいよ死ぬのか・・・」
という感じでした。
とりあえず無事に、というかなんというか・・・退院しました。
また次回に続きます。