生きるチャンスをありがとう
いつもありがとう◎成人T細胞白血病体験記, 骨髄移植まで, 健康のこと
こんにちは。
台風1号が近づいて来てますね~。
最近は沖縄本島への台風接近は少なかったのですが、今年は1号から本島を通過していきそうな感じです。
前回の記事
の続きです。
ある日、待ちに待った主治医からの電話がありました。
「コーディネート中だった方の骨髄提供の最終同意が得られました。」
という電話でした。
「よかったねー。」
「もう大丈夫だねー」
「まだまだ生きられるねー」
と家族みんなで喜びました。
すでに治療開始から約4ヶ月経っていました。
僕の病気の場合、抗がん剤の治療開始から6ヶ月以内に骨髄移植をするのが望ましいということでしたから、ギリギリの時期でした。
見ず知らずの赤の他人(僕)のために、時間を作ってくれ、骨髄提供のために多少なりとも体に傷を付け、痛い思いをして、僕に生きるチャンスをくれたドナーさんに感謝の気持ちでいっぱです。
「ほんとにありがとうございます。」
ドナーが見つからず移植ができていなければ、僕は今、生きていなかったと思います。
お医者さんに言われたとおり、治療実績の過去データにあるとおり、移植をしなければ1年以内死ぬという情報を、自分に思い込ませて、信じ込んで死んでしまっていたと思います。
「夢は思い続ければ叶う」とかいうことは、よく耳にすると思いますが、同じように、自分が望まないことも、そのことを思い、口に出せばその事が叶ってしまうのです。実現してしまうのです。
実際に、僕と同じ病気を発症しても、抗がん剤治療だけでずっと元気にすごされている方がいらっしゃるようですが、その方もきっとある意味、自分は良くなるとポジティブな思い込みで治ったのかもしれません。
病(やまい)は気(き)からというのはそういう意味でもあると思います。
本気で「自分は大丈夫だ」と思い、それを口に出していればきっとそれが実現すると思います。
次回に続きます。