元気をもらっていました
いつもありがとう◎成人T細胞白血病体験記, 骨髄移植まで, 健康のこと
こんにちは。
前回の記事
の続きです。
通院での抗がん剤治療も4クールまで順調に進んで、結構体調も良好でした。
子供達の幼稚園が休みの日には、公園に遊びに出掛けたりして、一緒に楽しんで元気をもらっていました。
そして、家族の支えがあり5クール、6クールと特に大きなトラブルもなく、2007年4月末に治療を開始し、7月上旬には無事抗がん剤治療を終えることができました。
その時点のPET-CTの検査結果では、すべての腫瘍がなくなっていました。
抗がん剤治療6クール直後は、白血球は基準値を少し下回っているくらいだったのですが、免疫力は結構落ちているでしょうということでした。
治療後、半年間は刺身は禁止で、生野菜は洗ってすぐのものに限るとか、ビールはストレス発散になるんだったら週2回くらいまでは大丈夫でしょう、ということでした。
運動も散歩や海水浴はOKだけど、プールは雑菌が多いので行かないようにということでした。
抗がん剤治療は無事終わりましたが、次のステップである骨髄移植の予定はまったく未定でした。
僕にとってはまだまだ、これから始まる本格的な治療の準備をしただけ、という感じでした。
その時点で、ドナー候補は見つかっていましたが、まずは提供する意思があるのかどうかとか、まだ詳細な検査をしていなくて、提供が可能なのか、ドナーの都合のいい時期はいつ頃なのかとか、何も分かりませんでした。
抗がん剤治療が終わってすぐに移植というのが、理想的だということでしたが、どうしようもありませんでした。
ドナーが見つかるまでの間は、病院では何も治療をしないのが不安だったので、その間は、温熱治療をしたり、サプリメントを飲んだり、とにかく何か出来ることして不安を紛らわせていました。
これまでの治療で傷めて、弱らせてしまった体を移植までに少しでも回復させようと努めていました。
そして治療が終わって約1ヶ月半が過ぎた8月中旬、まだドナーが決まっていない状況だったので、とりあえず現状を維持するためにということで、今度はラステットという抗がん剤の服用を開始しました。
そして、それから一週間後の8月下旬、待ちに待った1本の電話が入りました。
また次回に続きます。