引き寄せてしまいました
いつもありがとう◎成人T細胞白血病体験記, 発症するまで, 健康のこと
こんにちは。
前回の記事
の続きです。
微熱や寝汗をかき始めたのが、平成19年2月末くらいでした。
その後も1ヶ月間くらいは、特に生活に支障がでるほどの症状はなく「いまいち調子が良くないなー」という感じで、だるさはあったものの、休みの日には早起きして友人と釣りに行ったり、軽くジョギングをしたりしてました。
年度末ということもあり、仕事は結構忙しい時期で、残業が続いていて、なかなかゆっくり身体を休める時間はありませんでした。
微熱がではじめて約1ヶ月がたった頃、首の左側に3個くらいのしこりとそれ以外にも足の付け根の両側にしこりがあるのに気づいて、それが、日に日に大きく大きくなっていたので、不安になり病院で受診することにしました。
自分でも何かの病気じゃないかと思い、ネットで症状などを入れ検索してみると、「悪性リンパ腫」とか「ガン」、「成人T細胞白血病(ATL)」などの
重い病気ばかり出てきて不安が大きくなっていきました。
自分でもキャリアであることを知っていたので余計に不安でした。
午前中に病院へ行き、問診をして血液検査とレントゲン撮影をしました。
その際に僕はお医者さんに「自分はHTLV-1ウイルスのキャリアですが、
それと関係があるんじゃないかと心配しています」と伝えましたが、「キャリアでもこの年齢で発症する人はほとんどいませんよ」とATLとはまったく疑っておらず、その言葉を聞いて僕は安心しました。
そして血液検査とレントゲンの結果がでるのを待って、その日の夕方にもう一度診察してもらうことになりました。
夕方、検査結果を聞きに行きました。
結果は、「特に異常は見られないため、問題ないでしょう」とのことでした。
症状から「亜急性壊死性リンパ腫」という病気かもしれないということ
でしたが、これは自然に治るもので特に心配するような病気ではないとのことでした。
念のため、3週間後に経過観察をしながら、腹部のエコー検査をしましょうということでその日は、ほんとに「よかったー」とホッとして家に帰りました。
そして妻にも「大丈夫だったよ~」と伝えて、安心して懲りずにビールを飲みました。
振り返ってみると、変な感じの微熱がでて、リンパが腫れ何かの病気を疑って、ネットなどで調べているときにすぐに自分でも「成人T細胞白血病」を意識していたなと思います。
日常生活をしている中で特に意識しているわけではなくても、ずっとそのことを「恐れ」ていたんだなと思います。
たぶん、キャリアであることを知ってしまってそれを無意識に自分で「引き寄せ」ていたんだと思います。そして「病気のスイッチ」を自分でONにしたんだと思います。
次回に続きます。
コメント
こんばんは。
引き寄せるという感覚。
なんだかそんな感じ、分かります。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。
自分にとってよいと思うことも、良くないと思うことも
それを意識しているとそれが実現しちゃうもん
なんですよね。
過去を振り返ってみると僕もそうだった気がします。