〈体験〉を目的とすること
沖縄も朝晩は少しずつ涼しくなり秋が近づいてきているのを感じています。
何かを〈○○すること〉を目的とするのか、〈体験〉を目的とするのか、の違いについて。
〈○○すること〉を目的とすると、それが思いどおりにいかなかった場合、ストレスとなり、自分で〈苦しみ〉を生み出してしまいます。
〈体験〉を目的とすると、起きてくることすべて、自分が体験したかったことになり、すべてが〈思いどおり〉ということになります。
例えば〈成功すること〉を目的とすると、成功できなかった場合、それがストレスとなり苦しみになってしまいます。
〈体験〉を目的とすると、〈成功〉できたことも、〈成功〉できなかったことも、すべてが自分の思いどおりです。
都合のいいことも、そうでないことも〈体験〉。
病気の状態も、健康という状態も〈体験〉。
嫌なことは嫌がって、辛ければ辛がって、苦しければ苦しがって、もちろん喜びがあれば喜んで、すべてが〈体験〉。
〈体験〉が終われば、通り過ぎていきます。
すべてが〈体験〉と思えるようになると、自分の世界から〈思いどおりでない〉ことが消えてしまいます。
被害者意識もなくなっていきます。
日々の生活の中で自分の目の前に起こってくる出来事すべてが〈体験〉で、その〈体験の世界〉の中で、自分がどう感じ、何を感じているのかということに気づくことが大切なような気がします。
辛い状況でポジティブになることもいいけれど、ポジティブで蓋をする前に、今出てきた自分の感情をみてあげることが大切です。
「今」を大切にするというのは、そういうことなのかなという気がします。
なごみや整体院のメニューで提供しているRAS®(ラス)のセルフケア講座では日々の出来事の中で出てきた感情ストレスの扱い方、手放す方法もお伝えしています。
僕自身も感情ストレスのケアを続けています^^
RAS®(ラス)でおすすめしている、津留晃一さんの本。
ぜひ読んでみて下さい。
いつもありがとうございます^^