造影剤の副作用がでちゃった
いつもありがとう◎成人T細胞白血病体験記, 再発~再々発(骨転移)~余命宣告, 健康のこと
こんにちは。
今日は青空も見えて心地よい天気です。
前回の記事
の続きです。
放射線治療が終わったのが
2009.1月で移植から1年ちょっと経った頃でした。2007.12月の移植から再発するまでは、特に大きな副作用などもなかったので移植から1年4ヶ月くらい経つ
2009.4月には職場復帰しようと決めていました。2008.11月に再発してしまいましたが、放射線治療後も体調に大きな変化はなかったので予定通り職場復帰することにしました。
免疫抑制剤などもまだまだ飲んでいて不安はありましたが、しっかりと体のケアをしながら生活すれば大丈夫だろうと思って(思うようにして)いました。
職場も配慮してくれて、残業もないようにしてくれていました。
病院へは月1回のペースで通院することになっていて、職場復帰して最初の通院のときに全身の状態を確認するためまた造影剤のCT検査を受けました。
午前中に造影剤のCT検査をして午後から仕事に行きました。
そして、終業時間に近づいた頃悪寒とめまいが始まりました。
「なんだか体調悪いなー」と思いながら急いで家に帰りました。
家に着く頃には体もガタガタ震えだすくらいになっていたので、子供たちを両親に預け、あわてて病院へ行きました。
前回の造影剤での検査後も体調が悪くなっていたのですが、その時ははっきりとした原因は分からずGVHD(移植片対宿主病)でしょうということでした。
しかし、今回も造影剤を注射したその日に同じような症状が前回以上にでたので
造影剤の副作用(アナフィラキシー)だということが分かりました。
すぐに救急へ行きステロイドを点滴して状態も落ち着いたのでよかったのですが
この造影剤の副作用(アナフィラキシー)はとても危険でしかも僕は2回目だったので
呼吸困難などショック状態になり死ぬ可能性もあったと聞かされました。
1度目の副作用でも少し皮膚の状態が悪化し、全身の皮がむけ乾燥してかさかさになったりしましたが、2回目の副作用でさらに悪化し今度は髪も眉毛も抜けはじめ肌の色も真っ白になってしまいました。
ほぼ白人です。少しむくみもありました。
今現在は少しずつですが色も戻ってきて、髪も増え始め良くなっている途中です。
からだも僕に付き合ってくれて、がんばってくれています。
今思うと、2009.4月の職場復帰は「一家の大黒柱だし」、「家族を支えなきゃいけないし」、「父親だし」、「男だし」などといったプライドや責任のために、自分のこと、からだのことより生活のため、お金のためということを、優先してしまったと、反省しています。
今は自分に責任を持ち、自分を大切にすることを優先しています。
2度目の造影剤の副作用がでたあともステロイドで症状を落ち着かせたあと、仕事を続けていました。
そして
2009.6月職場復帰して2ヶ月ちょっとたったある日通勤途中に右足ひざの横あたりに軽い痛みを感じ始めました。
最初はスジを傷めてしまったのかなというくらいでしたが、その痛みが日増しに強くなり痛みのため足をひきずって歩くようになっていました。
次回に続きます。