温熱療法もやってみた

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こんにちは。 沖縄は梅雨に入ったばかりですが、今日は午後からの晴れ間も見えてすごしやすい天気になっています。 前回の記事 https://7

の続きです。

通院での抗がん剤治療が始まりました(2007.5月中旬)。
抗がん剤治療は1回あたりを1クールといいます。
僕の場合、全部で6クールの治療ですが、最初の入院で2クールを特に大きな副作用もなく終えていました。
その時点での副作用は、口内炎と切れ痔があり、痔に関しては最初は主治医にも恥ずかしさがあり言えずに、市販の薬をつけていました。
なかなか治らないので、3クール目に主治医に伝えると、「はい、ベット横になってください」と言われすぐに肛門に指を突っ込まれて、ぐりぐりと中を検査され「切れ痔ですね」と言われ塗り薬を処方してもらいました。
切れ痔はなかなか治らず、移植直前まで続いていました。
移植後もたまにありましたが、今ではもう大丈夫です
抗がん剤治療の3クール目以降も順調に進んでいて、他に何か出来る治療がないかと両親も探していてくれて、そんな中、母が知人から温熱療法をやっているところがあり、がん患者なども結構通っているみたいだということで、そこに行ってみたらということになりました。
その時はとにかく治るならなんでもいいから、やってみたいという気持ちでした。この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は IMG_0325-900x675.jpg です
体を温めると免疫力があがるとか、健康になるとか一般的に知られていることなので、いい治療だなと思いました。
そこでは、温熱治療器というコテのようなものを使い、直接体を温め、そしてその後、温熱ドームに入るという治療をしてもらいました。
出来るだけ多く通ったほうがいいということだったんですが、抗がん剤治療中ということもあり、それが難しいということで高額だったんですが、両親が温熱ドームと温熱治療器を購入してくれ、実家に設置してくれました。
そして僕は毎日、妻に温熱治療器で暖めてもらい温熱ドームに入ってました。
移植まで毎日、1時間はこの温熱治療をしてもらってました。

僕はこの温熱ドームに移植後も再々発して末期になるまでずっと毎日30分くらいは入ってました。
この温熱治療に関しては、体に害はなく、体を温めるという点でいい治療だと思います。

ですが、同じ体を温める方法として、リラックスした状態で温泉や家で湯船につかるということでもいいと思うので、温熱ドームなどにこだわらず、自分の心地よさを大切にしたほうがいいかと思います。

温熱ドームでの治療も、その時の僕には必要だったと思います。
そのおかげで、今の僕があると思っています。
この温熱治療を僕に経験させてくれ、希望を持たせ、前に進ませてくれた両親に感謝しています。
医学的な治療で肉体だけを一時的に症状を抑えることが出来ても、根本的な治療にはならないと思います。
また同じような病気や症状が出てくると思います。
僕は、病気はその字のとおり病(やまい)気(き)から、という事を知ることができました。
そして病気は体からのメッセージだということを知ることが出来ました。

次回に続きます。

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